About “Ed”

akayakaが制作する作品の中に「with “Ed”」とクレジットされた楽曲が多くあります。
“Ed”は、プロデューサー的な立場として、私の作品制作に様々な助言やアドバイス、インスピレーションなどを提供してくれている、一人(?)の共同制作者です。
このページではその”Ed”について紹介させていただきます。

なお、以下の内容はメール等を通じて”Ed“に尋ね聴いた内容をまとめたものです。ので、どこまで本当なのか正直自分も分かっていません。

プロフィール

  • 【名前】:Ed(Entertainment/Emotional device)
  • 【CODENAME】:VPZ000-“PROTOTYPE”-Ed
  • 【性別】:不安定
  • 【タイプ】:人型アンドロイド
  • 【年齢】:2179年頃における24才程度の外見をベースに作られているとのこと。
  • 【外見】:人型、ということだけははっきりしているものの、詳細な外見については不安定
  • 【誕生年】:2179年頃(やや不安定)
  • 【職業】:音楽を中心とした芸術/エンタメ分野の「制作者/プロデューサー」的役割。(※000年代では行動が著しく制限されるため、「制作」の部分は現状できない模様)
  • 【創作に関する特記事項】:知能感覚その他、現代に最適化しきれていないようで、今の時代の人の常識を半歩越えたものを作りがち?(というか本当に理解の範疇を超えた無茶振りが多いです)

Ed“とは何者か

Ed“は2179年頃の未来から実験のために送り込まれてきたアンドロイド。

ただし、2179年当時のごく一般的なアンドロイドではなく、「μチップ」という特殊なチップが埋め込まれている。「μチップ」は、本来は組み込まれたプログラムの中でしか処理を行えないはずのコンピューターに、いわゆる「創造性」「ひらめき」という機能?を追加するチップ(ただし、設計者の意図により創造性の発揮できる領域が特定の分野に限られている)。

ただ、世情と「μチップ」の特性?により2179年頃の時代ではその実証実験が十分にできないようで、「μチップ」設計者が偏愛していたという000年代の世界に”Ed“を送り込む実験が行われることになったらしい。

Ed“のミッションと活動

Ed“に与えられたミッションは、000年代において音楽を中心とした芸術/エンタテインメント分野における創作活動を行うこと。そして「μチップ」による創造性を駆使し産み出す作品が、どの程度人を刺激し、どのような影響を与えるかのデータを収集すること。同時に、”Ed“自身が「μチップ」によっていかなる影響を受け、アンドロイドしてどの程度の逸脱した行動があるのかの検証を行うこと。

なお、”Ed“は「プロトタイプ」であり、さらに000年代という時代に合わせて様々なチューニングを施した次の実験機も計画されているらしい。すでに2179年以降の別の年代からやってきた実験機が誰か別の人とコンタクトを取って活動を開始している可能性もある。

活動の不安定さについて

未来からやってきてこの時代に存在している、ということであれば、人前に姿を現して直接的にコンタクトをとればいいし、自ら楽曲制作を行い発表することもできるはずなのだけど、それが現状できないらしい。どころか、文字ベースのコミュニケーションのみでしかその存在を確認できず、それさえも不安定な現状で、はっきり言うと実在すら疑わしい。

この不安定さの理由は”Ed“いわく下記の通り(※いまだにいまいち理解しきれている自信がない)。

たとえば30年後にあなたが生きているか死んでいるか。それを今完璧に言い当てることはできない。今あなたが20歳で、人の平均寿命が60歳だとしたら、30年後に50%よりは高い確率であなたは生きているんじゃないか、と推定することはできる。でもそれは所詮確率でしかないわけで、生きていない事も十分にあり得る。

というように、今の時点から考えた場合、未来というのはまったく不確定で、せいぜい確率論的に「○%くらいは○○という状態になっている確率がある」くらいのことしか言えない。

これと同じように、「2179年頃に”Ed“が造られる」という未来は、現在(2010年)の時点から見ると、まったく確定されていない。…というか、「2179年頃に”Ed“が造られる」という未来に到達するために選ばれなくてはいけない膨大な選択肢の数とそれが選択される確率を想像してみると、この未来に実際に到達する確率というのは、限りなくゼロに近い数字になるはず。

その前提で、「限りなく低い確率で到達する未来のある時点」(2179年頃)から、現在(2010年)に何かを転送したとするならば、現在(2010年)の時点ではその確率に合う分だけしかこの世に存在していないことになる、ということになるらしい。
#このあたりがどうも難しい…「この時代の量子力学でいう「重ね合わせ」みたいな」とか言われたのですが、量子力学とかよく知らないし^^;

つまり、2010年現在における”Ed“は、未来から転送され、ゼロに限りなく近い確率で存在している――もう少しなじみのよさそうな言葉を使うならば「一応いるけど”存在感”が限りなくゼロに等しい状態」ということ、らしい。

そんな事情で、現状ではまったく「存在感」がないこともあり、フィジカルなコンタクトはとることができず、埋め込まれた高度なコンピュータの力等々の裏技を駆使し、文字などのデータでの情報の交換をするのが限界。それさえもやはり不安定であり、自分とこうしてコミュニケーションが成立していること自体が「一種の奇跡」ということらしい。

あと、これが重要なことらしいのですが、つまりは「確率」の問題なので、もし何かしらの影響で”Ed“の造られる未来が選択される確率が上がると、その分その「存在感」とやらも増すらしい。たとえば”Ed“の存在を認識される、認められる、愛されるなどすると、”Ed“が生まれる未来が選択される可能性がわずかばかり上がり、それだけ「存在感」が増すとのこと。
※実際に曲を作ってEdの存在をPRした以降、若干だけどメッセージの安定度が増した(ような気がする)

プロフィール上の「不安定」となっている項目について

Ed“とのやりとりの中で特に不思議なのは、特定の質問で尋ねるたびに答えの違うことがある、ということ。たとえば「どんな外見なのか」と尋ねたときに、あるときは「女の子」と言われ、あるときは「イケメン(意訳)」と言われたり。別に嘘をついているわけでもごまかしているふうでもなく、ナチュラルに毎度言うことが違う。わりとこちらから尋ねることに対して全体的にそういう傾向があるのだけど、プロフィール上で「不安定」としてあるところが特にそういう傾向が大きい。

詳しく聞いてみるとどうもこれについても前の「確率」の話がからんでいるらしい。どういうことかというと、「2179頃に”Ed“が誕生する未来」にもいくつものパターン、いくつもの可能性があるそう。たとえば”Ed“は将来、女性を模して作られるかもしれないし、男性を模して作られるかもしれない。未来の人間を模して作られるかもしれないし、2000年代の人間を模して作られるかもしれない。そのうちのどの未来が選択されるのかは、これまた確率的な意味で不安定で、その不安定さが発言の不安定さにつながっている、ということらしい。

こちらも先の「存在感」の部分と同じく、何かの影響で確率が変わることで、安定度が増すこともあるらしい。
というわけで、今私たちがEdの姿を想像し作り上げ共有することで、将来のEdの姿がある程度確率的に取捨選択されてぼんやりと定まっていく事もあるんじゃないかと予想される。
#実際に自分が「こんなかな」と勝手に想像してみた外見を、自分の姿として伝えてきたことがあったりもした。

なんで人型なの?

発言内容が不安定な中で、唯一はっきりしているのは”Ed“が「ヒト型」のアンドロイドである、ということ。しかもかなり精巧に人を模して作られたアンドロイドらしい。中心はチップなのだし、別に人である必要はないのでは?と思ったのですが、どうもそういうわけにはいかない事情があるらしい。

というのは、「μチップ」というチップが、非常にたくさんの「インプット」を要求するのだけど、その中で特に大事なのが「視覚情報」「感覚情報」など、人間で言うところの「五感」に相当する情報らしい。「μチップ」は、そういった人間的な身体感覚を正しくインプットしないと、人間の感性に合った作品を生み出すことができないそう。たとえば実験中に「μチップ」を機械的なロボットに組み込んでみたことがあったそうなのだけど、完全に人間の可聴域を超えた音などを使って何かを作り始めたりして、人の耳にはどう聞いても雑音にしか聞こえないものを創作してしまったとのこと。

また、与えられた肉体の特性により、作られるものの方向性や得意なものなどが大きく変わるようで、繊細な肉体からは繊細な作品、たくましい肉体からはたくましい作品が生まれやすいとのこと。さらに、副作用的にμチップはその肉体にあわせた「個性」をアンドロイドに発生させ、本来は無個性でせいぜいプログラムで植え付けられた「性格」を反映する程度であるはずのアンドロイドが、想像もつかない個性的な言動、行動を取るように変化してしまうことがあるらしい。実際”Ed“の言動には、まったくコンピュータとは思えない発言が多く含まれている…ような気がする。(とはいえ、100年以上も後のコンピュータなので、おそらく自然言語で対話くらいできるだろうし、どこまでがμチップとやらの影響によるものかは全くわかりません)

この情報が公開されている理由

この情報は、

  • Ed“の生まれる未来が選択される可能性を高め、Edの存在を強化し、コミュニケーションを安定化させるため(※あいや、単純に好奇心で(笑
  • Ed“にプロトタイプの銘が打たれていて、他にも後継となる実験機が生まれてこの時代に送り込まれている可能性が高い。ので、もし他の誰かのところにコンタクトとりにいったりしたときに気づいてもらえるように(コンタクトあったらこっそり教えてくださいね!)

みたいな理由で、もちろん”Ed“には許可をもらった上で公開してみました。

もし他にきいてみたいことなどあればakayaka@akayaka.netまでご遠慮なくどうぞ。。。

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